カリマンタンだより

2002年3月

インドネシア宣教師

高橋めぐみ

高橋めぐみ宣教師

主の御名を賛美いたします。 いつもお祈りをありがとうございます。私はこの2月で、アンジュンガンに来てから1年が過ぎました。次から次へといろんなことに追われ、あっという間に時が過ぎたという印象ですが、健康が守られ支えられてきたことを感謝しています。

1.インドネシアの状況 

 アンジュンガンは雨季から乾季に入りました。1月末はインドネシア各地で大量に雨が降り床上浸水の被害にあった地域が沢山ありました。エンティコン周辺も浸水、地すべりがありました。ジャカルタは今尚、水が引かず多くの人たちが避難生活を余儀なくされています。天災にいたるまでいつも何かが起こっている国であるなあと思わされます。

 1月半ばには燃料費がまた、30%値上がりしそれとともに物価も値上がりしました。こちらの人たち(貧しい層)の経済はさらに圧迫されています。しかし、まだまだ自然豊かなこのカリマンタンでは、森で芋の葉、筍、ワラビなどを取り、果物を探し、木を燃料にできるので飢えるということはありません。こちらの神学生、あるいは寮に入っている中高生たちは特別の時以外は、豚肉、鶏肉などは口に入りません。そのような状況を見る時に犬、蛇、カタツムリ、タニシ、なまずなどを食べるこちらの食習慣も納得できるようになってきました。

2.ATI神学校

 今学期は英語と宣教の聖書神学を教えています。英語はともかく、聖書神学の方は2時間の授業の準備にまる2日かかる状態です。まだまだ限られた単語でしか説明できないのですが真剣に聞く学生たちに(全員ではありませんが)励まされ、また奮起させられています。この授業を通して学生達(3年生)が宣教に深く動機付けられ、またやがて仕える教会が宣教の教会になることができるよう、どうぞお祈りください。  雨漏りがひどかった女子寮の屋根の改修は、壁もきれいに塗り替えられて終わりました。職員棟では中央の接客スペースが木造りの素敵な空間に改修されました。まだ屋根まで修理したいということで工事は続行されていますが、日本からの援助はこれまでの合計65ジュタ(6500万ルピア、約84万円)で打ち切らせてもらいました。

 それから、ATI神学校ではMA取得のコースを開くことになりました。それでハット師と私がその準備推進委員になり共立研究所の倉沢師に協力を仰いで進めていくことになっています。

3.エンティコン

 先週9、10日はエンティコンで奉仕でした。神学生の奉仕者は1名追加され、毎週交替で奉仕に向かっています。訪問と家庭集会などを通して、このエンティコン地域の問題も少しずつ知らされています。昨年のクリスマスは1年生5名とセバスティアン神学生とでチームを組んでスルー・ンカド村(以前KBI生がアウトリーチで訪れた村)とスルー・トゥンバワン村で奉仕しました。クリスマス集会と翌朝の礼拝、そして各家庭を訪問しました。クリスマスには会堂に入りきれないほど村の人達が集まりましたが、私達が訪れなければ通常は飲めや踊れのドンチャン騒ぎのクリスマスであるということでした。次回許されればイースターに訪問したいです。

 グロリア寮の運営の方はだいたいスムースにいっていますが、近い将来寮の改修が必要と思います。昨年末には泥棒が入ったということで(特に大事なものは盗られませんでしたが)各扉の鍵、窓の強化、カーテンをつけるなど、防犯面でも手を加える必要があると思います。

4.プニティ

 17日はプニティでの奉仕です。今学期より月1回の割合でプニティで奉仕することにしました。昨年も何度か訪れましたが、最近礼拝出席者が減り気味です。若い人達も仕事などの都合で遠くに移動したそうです。また比較的遠いところから礼拝に来ている人が多く、大雨の時などは出席できない(道がぬかるむので)という状況です。

5.現在の私の働き

 こちらでの私の働きの一つは、世界宣教に関する情報を提供し、学生たちが世界宣教に関わっていくように働きかけていくことであると考えています。現在、毎月初めにもたれる断食祈祷日で、アンテオケからの祈りの課題に交えて、入ってくる情報の中から学生たちに各国の状況を報告しています。私としても僻地にいるため情報は十分ではありませんが、クリスチャン新聞、奥山師の祈りの課題などを元に、もっと情報不足の学生達に伝達していると言った具合です。3月15〜17日にはこのATI神学校で青年宣教大会が持たれます。諸講師が招かれていますが、私も16日の朝、「世界宣教事情」(地域を限定することになると思いますが)ということで2時間任されています。準備のために(視覚教材も含めて)お祈りください。

 私の奉仕に関することですが、授業の準備、ATIでの諸活動、メッセージの準備、諸会議、移動そして買い物に至るまで、差し迫った事柄に追われる毎日で宣教師としての仕事(報告など)になかなか手が回らない状態です。それで今学期より月と火曜日は図書館に入らず家で執務することにしました。時間の管理にも知恵が与えられるようにお祈りください。

祈りの課題

  • 奉仕のために 2月17日 プニティ、23−24日アガ・ヒレルのエフラタ教会、3月9日クタパンでの聖会の中での宣教タイム、16日青年宣教大会での奉仕のために。

  • 授業の準備のために。

  • 霊性と健康のために。インドネシア語の向上のために。

  • ATI神学校のスタッフの祝福。神学生の学びと奉仕のために。

  • 4月15日からの父(高橋昭市師)の集中講義のために。健康が守られるように。私の通訳準備のためにもお祈りください。

  • ATI神学校のために。パムジ校長のために。頭痛薬を常飲しているような状態です。(ポンティYPPII支部長のタンプ師は2月から5月まで休暇のため、パムジ校長が責務を兼任します。)諸プロジェクトのために。厨房改修、職員棟屋根改修、男子寮の追加など。

  • 図書館のコンピューター購入については学生などから少しずつ献金が集まり、現在250万ルピア貯まりました。(3万3千円くらい)続けて献金が集まるように。

  • エンティコンのエンダン姉、イリン姉、子供たちのために。エンティコン周辺の祝福のために。(モラルが低く、多くの問題があります。)

  • エンティコンの土地の用途について良い知恵が与えられるように。

  • プニティ、教会員の祝福。イサク牧師家族のために。

     以上感謝をもって報告いたします。皆さんのご奉仕のために、教会とご家族の上に主の祝福がありますように。